背中ニキビ

ここ数日、寒さが和らいで来ましたね。

徐々に春、夏と季節が移り、背中や腕を出す機会も段々増えてきます。

ところで、みなさんはご自身の背中、見たことありますか?

近頃、背中にぶつぶつとした出来物が気になるという方が何人か続けていらっしゃいました。

そう、いわゆる『背中ニキビ』ですね。

夏になると電車の中でもたまに見かけますが、薄着になる前の今の段階で改善しておきましょう。

まず、原因としてよく挙げられるものは、

“汗や古い角質で毛穴が詰まる”
“シャンプー・リンスの残りカスがつく”
“強く擦りすぎ(洗いすぎ)”

などです。

また、辛いものの食べ過ぎやナッツの食べ過ぎなどでも背中ニキビは出来やすいのです。

改善策としては、まず第一睡眠をしっかり取る事。

睡眠不足はホルモンバランスが崩れ、新陳代謝が悪くなり、肌の細胞の生まれ替わりが出来なくなります。

すると、古い角質が毛穴に詰まって中で炎症を起こしてしまうのです。

22時〜2時までの肌のゴールデンタイムには必ず寝ましょう。

次に、お風呂の中でのケアです。

体を先に洗う方がたまにいらっしゃいますが、必ずシャンプー・リンスをした後に体を洗うこと。

残りカスが背中に付いたままになると、それもまた、毛穴を詰まらせて炎症を起こします。

そして体を洗う際、汚れを落とそうと強く洗うことは『禁止』です。

強く洗うと肌が乾燥して角質が固くなってしまうという事と、なにより、ニキビは刺激に弱いため、炎症が増します。

出来れば泡を手に取り、マッサージしながら手で直接洗うことをオススメします。

それから、食事。
ビタミン群を摂るように心掛けましょう。

中でも、『ビタミンB・A・E・C』

ビタミンB
(レバー、ぶり、うなぎ、牛乳)
皮脂の過剰分泌を抑制する効果があります。

ビタミンA
(かぼちゃ、にんじん)
皮膚を丈夫にし、細胞の生まれ替わりを助けます。
不足すると、角質の増殖を招きます。

ビタミンE
(アーモンド)
乾燥を防ぎます。
ただし、摂取しすぎると、過剰分泌を招きます。
注意!

ビタミンC
(柑橘系、アセロラ、いちご、キウイ)
抗酸化作用があり、やはり皮脂の過剰分泌を防ぎます。
また、コラーゲンがたくさん含まれている為、肌のキメを整えます。

以上の事を実行していくと、徐々に背中ニキビは改善されていきます。

背中ニキビと顔のニキビはほぼ同じと思って頂いて大丈夫なので、顔のニキビにも効果があります。

夏までに見せられる肌作り始めましょう。