ダイエット中の『空腹』とはなにか。
お腹が空いてしまうメカニズムを説明致します。
お腹が空いてしまうのは、胃に何も入っていないからではなく、血液中の糖質『血糖値』が減ってしまったサインなのです。
最後の食事後、一定の時間が経過すると、脳が「血糖値が下がったよ!」と指令を出すんですね。
一般的に、脳は糖質しか使わないと言われています。
なので、唯一の栄養素である糖質が足りなくなってくると、動きが鈍くなり、慌てて信号を出します。
その信号がそう、『空腹』です。
食事をしないだけでなく、飲酒時や入浴時にも血糖値は下がります。
“糖質をそのまま摂らないとどうなっちゃうの?”
低下状態が続くと手足の震えや動悸などが起こりやすく、ひどくなると、中枢神経が機能低下を起こし、めまいや痙攣を起こします。
もちろん、ひどい空腹にも襲われます。
“じゃあ、糖を常に摂り続けていればいいんだ!”
ーー・・・となると話はまた違ってきてしまい、血糖値が高い状態が続いてしまうと、血管がボロボロになり切れやすくなったり、皆さんもご存じの『糖尿病』にもなる可能性があります。
なので、ダイエット中、空腹時は我慢ばかりでなく、飴やガムといったもので糖を少し摂取しておきましょう。
ダイエットは健康的に行わないと意味がありませんよ!